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5/26 栂池ヒルクライム レポート

2019年5月29日

【前原 直幸】

一昨年はE3で出場し4位、昨年は年代別で優勝、
そして3年目の今年と、連覇を成す事が出来ました。

年代別では層が薄いので、
今年はタイムを狙って総合タイムでトップを獲りたいと思い参戦。


昨年はJBCFの開催がなく閑散とした雰囲気があったが、
今年は開催30周年、そしてJBCFが帰って来たことで、賑わいが戻っていた。

前日は軽くコースを途中まで登り、約1時間で宿へ戻る。

当日の朝はアップを長めにとって、序盤の斜度のキツい区間で辛く無いようにする。

スタートしてから約2kmが斜度がキツく、セレクションのかかる区間、
既にその時点で2人しか残っておらず、直後の平坦の区間で付き切れ、
残り15kmはTT、昨年と同様の展開・・・

一定ペースで上げて行くが、
昨年のラスト3km辺りで激タレした事を思い出してあまり出しすぎない様にすると、
あまりにも余裕を持ちすぎてタイムが伸びなかった。

レースで心拍計等を使わないのが裏目に出てペース配分が上手くいかなかった。

結果53分台前半を予想して、頑張って52分台という目標からは大きく遅れた54分フラット、
そこが悔しい所でした。

昨年同様に優勝者は来年のレースの招待選手としてお呼ばれされる様で、
どうせなら連覇記録を伸ばしたいと思いますが、
反面来年はもっと闘える選手が出て来てくれる事を期待して、練習を続けます。

【加納 篤】

今年の私のヒルクライム偏差値は八方ヶ原42分後半、ハルヒルは40分半ばと、
パワーメーターなんぞなくても(←お金がなくて買えないとは言ってない)自分でハッキリと分析済み。

このヒルクライム偏差値ならもしかしたらE1トップ10以内が狙えるのではないかと淡い期待を抱きながら、
とても可愛いゴールデンレトリバーの居る民宿に前泊し、栂池高原を満喫。

当日のスタートは彩北ツブラーゼの若槻選手と談笑しながら、
要注意クライマーをチェックしながら待機していたが、
大会アンバサダーの福田萌子さんがテレビで観るよりもとてもセクシーで、
無駄に心拍数が上がってしまう…。。

スタートして温泉街に入るまでは、周りの脚を伺いながら登って居たが、
ゴンドラ前で先頭3人が凄い勢いで飛び出し、
ブリッジしようか迷うが、心拍が限界でオーバーペースのリスクも考慮し見送ってしまう。

ここに、ブラウの海藤選手とサイタマサイクルプロジェクトの奈良選手がブリッジ!漢だなぁ!

ハルヒルでは私よりも1分近くタイムのいい若槻選手&元ブラウのクライマーの柴沼選手がグルベッドに居たので、
ローテを回しながらここからは冷静に追走モードで走る。

だが、暑い、暑すぎる…。。
1時間以内のヒルクライムは絶対にボトルには手を出さないのに、
今回はボトルなしでは脱水を起こすほどの暑さだった。
山がコレなんだから、下界の高温ニュースになるはずだわ。

30分を過ぎた辺りで、やっと脚が回って来たので、
グルベッドから抜け出し4位集団にブリッジを試みて単独追走。
この時は8番手。
 
仮にオールアウトしてもトップ10には入れると確信していたのでここからは攻める。

10秒以内くらいまで詰めたが、このコースは4対1だとやっぱり不利。
もう一息が詰め切れず、オーーーマイ。

だが、このあとラストチャンスは訪れる。

ラスト2キロ、3分差スタートのE2のトップの長谷川選手(51分台)に抜かれた時に思い切ってジョイント!

泣きそうになるほど辛かったが海藤選手を抜き、6位の奈良選手も射程距離に近づいてラスト500m。

しかし、奈良選手は私の追走に気づきダンシングを開始してペースアップされて本日2度目のオーーーマイ。
&ラスト200mで再び青いジャージが私の前に出る!!
海藤選手、漢過ぎるぜ。
だが悪ぃ、こちらもVC福岡の看板背負っている&俺は元青いジャージの副キャプテンなんだぜ?
ということで、若者に社会の厳しさを教えるがごとく海藤選手が腰を下ろした瞬間にラストスパート(笑)

暑さにやられて苦戦はしましたが、
自己ベスト2分更新&E1ヒルクライム初のシングルリザルトで、
なんとかVC福岡(エリート)のチームランキングに少しは貢献することができました。

こんなP落ちのオッサンでも、チームの為に出来ることはまだ沢山ありそうなので、
チームの強き若者達と夏にはE1カテゴリーを一緒に走れる事を楽しみにしております。

ハルヒルで強く感じたけど今のヒルクライムのレベルはとんでもなく高い。
ヒルクライムに特化したトレーニングを積んでいる職人さん達と自分を比べたら嫌になって辞めてしまう人も多い。

過去の自分との勝負を楽しめればヒルクライムはまだまだ楽しめるはずだから、
当社比基準でトレーニングを継続しようと思う。

応援ありがとうございました!