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全日本選手権ロードレース メンバーレポート

2018年6月27日

【鎌田 晃輝】
U-15/2位

1周目、スタート直後の上り坂でアタックをした選手を吸収するため、
集団は速いペースで進行。
その後のアップダウンでも勢いは収まらず、そのまま牧場坂に突入した。
この時の位置取りは集団の前から3分の1辺り。
牧場坂を抜けた左コーナーの出口でインターバルがかかり、
前走の選手が中切れしたが、すぐに追走して先行の選手を捉えることに成功。

その後の平地区間では、
追ってきた選手達に飲み込まれる形で位置どりが若干下がってしまうが、
そのままの状態で2週目の上りに突入してしまった。

ここで、またしても自分の前で中切れが発生。
追走して何とか頂上付近で先行のグループに合流出来たが、
この中切れを見てアタックを仕掛けていた津田選手は既に先を行っていた。
やはり後方に位置取りしていては、反応出来たとしても手遅れになると後で反省。

3周目に入り、
自分を含む20名程度のメイン集団と、先行する津田選手とのタイム差は50秒にまで開いていた。
集団はそのまま前半の登りをこなし、
いくつかのアップダウンも動きのないまま進んでいったが、
牧場坂に差し掛かったあたりで強烈なアタックがかかり、
必死に食らいついて何とか踏みとどまることが出来た。

最後の平地区間では小さいアタックが発生するも不発に終わり、
その後は皆、スプリントに備えて脚の回復に専念している様子。
最終コーナーに入る前に位置取りを前から4番目ぐらいまで上げていき、
そのまま直線に出てスプリントを開始した。

尻を上げると脚が攣る予感があったため、シッティングのままとにかく回す。
回しても回しても高校生達にボコボコ抜かれる。
そして同い年の梅澤くんにも差されて負けてしまった。

このレースで反省すべき所は、
最後のスプリントの時点で足がなくなり、梅澤くんに先行され負けてしまったことだ。

ただ、西日本チャレンジでは全くついていけなかった相手に、手が届くところまで来れた実感はある。
でも、同じギアなのに、まだ自分より前に行けた梅澤君の方がやはり強い。

次は勝てるように、また練習を積みなおして頑張ります。
 

【松田 真和】
エリート/DNF(13/15周)

目標:完走

多分、今までで一番ハイレベルなレース。
どこまで走れるか楽しみ半分不安半分でスタートラインへ。

スタート直後の3キロの登り終わりあたりで、
前で何人かがダッシュしているのが見えたが、
完走目標の自分には関係ないかと見送る。
ここで30人以上もの逃げが出来ていたとは…

どのトップチームも逃げに送り込めていたようで、
前をひく人がいなくなり、あっという間に5分近くの差に。

2周目、メイン集団丸ごと足切りの危険性が出てきたところで、
アマ選手たちが前へ出て差を詰め出したので、自分も少しローテに入ってみる。
これにより3分台まで差は縮まる。

4周目、勝手にライバル視していた宮崎大学の中村くん含む5人が、
平坦区間で追走に飛び出して行ったので、
自分も入ってみるも、半周ほどで吸収。
そこからは集団内で休憩。

7周あたりからシマノなどトップチームが索引し始め、ペースアップ。
段々ときつくなっていく。

12周目の3キロの登りで千切れかけるも、気合いでぎりぎり追いつくが、
次は厳しいだろうなと思いながら13周目突入。

やっぱり登り始めてすぐついて行けなくなる。
同じく千切れた10人ちょっとの集団で回していくも、
やっぱりみんなボロボロで残り2周を残して足切りに。

後から振り返ると、最初の逃げに乗らなかった時点で完走はきつかったのかなと思う。
とてもいい経験が出来た。
来年また出場できるよう頑張りたい。
 

【前原 直幸】
ジュニア/28位

今年で最も重要な位置付けとして臨んだ全日本ロードレース。
この為に去年から登りの練習ばっかりして来ました。

ですが、普段の行いが悪いのか、那須ロードレースでの落車、
レース1週間前の土曜日から貧血のような症状で練習が出来ず、
さらに週明けには地震が来てしまい、
食生活、生活リズム共に狂ってしまい、満身創痍での出走。
そんなこんなで島根までやって来て、
前日試走の段階では完走すら危ういと感じるほど登りが辛く、心臓もすぐ上がって来る。

そして本番。
アップを済ませ補給を作り、
雨予報の為にジャージは遅めに来て寸前まで身体をあったかく保つ。
そしてスタート。

1周目:ハイペースで刻むが、そこはマイペースで前に上がっておき、
中切れに合わないように、案の定登りが緩くなった2kmくらいのポイントで後ろの方で落車。
集団が分離されたがペース変動ナシ。
細々としたアタックが掛かるがすぐに吸収を繰り返す。

2周目:アップが少なかったのか、ペースは下がってるがメチャクチャキツい。
しかもココで有力選手数名を含む逃げが発生していた。
だが力のない選手も乗っていて上手く協調が取れないだろうと判断し、見送る。
しかも、登りで千切れそうなくらい、シンドイ。

3周目:何も動きがなかった。覚えてない。
ただ、さっきほどしんどくも無く、集団内でおしゃべりしてる余裕はあった。

4周目:逃げとの差が2分を超え、少しペースが上がり追走をかける展開。
後半からは登りで積極的にペースアップに参加し、
登れない選手を確実に振り落とす方向へシフト。

5周目:逃げは、ほぼほぼ捕まえられるので、登りだけペースアップに重視、
アップ完了と言わんばかりに調子が上がっており、
クルクル足が回り、後続のかなり数を減らせた。
下りを先頭でクリアし、逃げも視界に入る。

6周目:ラストラップ
前年度チャンピオンのアタックから集団が活性化したがアタックが決まらず一時落ち着く。
だがペースは上がり続け、ココで自分が再度アタックし、
南大隅2名を含む4名のパックが形成されたが、
南大隅のメンバーはチェックに入り前待ち目的。
決まらないであろうと判断したので、
1人で再度飛び出し牧場の登り返しを楽にクリアし吸収。

後半での位置どりに賭ける為にワザと中切れを起こし、
後ろの数名を力尽きさせたあと、
追いついた集団とのスピード差を利用して前へ上がる。

ここまでは狙い通りの展開。
最後の200mほどの軽い登りで飛び出して逃げ切りを狙う作戦だったが、
マークされポケットを作られ、登りが終わってしまう。
そして下りからのクランク、インベタ踏み倒して前へ上がるが、
ホームストレートは横いっぱいに集団が広がり、なだれ込みのゴール。

登りでのハイパワーの継続にはsolestarjapanインソールの効果大でした。最高です。
決していい結果では無かったですが、
過去最も冷静にレースを進めれた事だけは収穫だったと思います。

応援、サポートをして頂きありがとうございました。
 

【麻生 健也】
U-23/DNF

結果3周で足切り
初のジュニアカセットを使わないレース

1周目パレード走行からのリアルスタート
だがペースは上がらずとても楽なペースで登る。
下り基調&平坦は得意なはずなのにとてもきつい。
メーターを見ると70キロは超えていて、52-12ではギアが足りない

2周目スタート過ぎたところでの登坂区間で集団のペースが上がる。
1つ目の坂で千切れ、そこでできた集団でローテを始める。
なんと平坦区間で集団の真後ろまで…
しかし、集団を目の前にしてローテの引きが長くなりすぎたせいか付ききれない

3周目30メートルほど開いたまま登坂区間へ
少しずつ縮まるも下る直前で力尽き、完全ひとり旅へ

そのまま足切りでした

初めてのU-23カテゴリー
レベルの差を痛感しました。
山、平地共に全く力が足りておらず、
もっと練習しなければいけないと感じました。

来年、もし出られたら、今年との比較をしつつ、
今年よりも良い結果を出せるように成長していきたいです。
 

【山科 竜一郎】
U-23/DNF