レポート

HSR九州ロードレース レポート

2012年2月27日

HSR九州ロードレース(熊本)
ホンダのサーキット、1周2.3㎞を15周回、35㎞のレース。
登りがなく、平坦。
エントリー44名。

セカンドウインド鹿児島14名、地元熊本勢など、九州各地のロードレーサーが集結。

VC Fukuoka6名にチームオーダー無し。

各自が表彰台を目指し、メンバーの誰かが逃げようが、各自局面打開を推奨!!

ただコース特性と、江川、長屋、高田とスプリンターを揃えているので、やはり集団スプリントで多数メンバーの入賞が目標!?

レースは3周目半ばでセカンドウインド鹿児島一丸選手、熊本ギンリン中原選手、佐藤(マッサ・アンデックス)の逃げが決まり、そのまま3人がゴールまで。

逃げに選手を送り込めなかったチームの厳しさを味わいました。

序盤積極的だった長屋選手が、その逃げに絡めそうで絡めなかったのが残念。

逃げに人を送り込めなかった場合は、メンバーだけでローテーションを回して集団を牽引して追いかけなければなりません。

ただ逃げに1名送り込んでいるセカンドウインド鹿児島に集団も統率されていてしっかり抑えられてしまいます。

VC選手も近くに味方がいなかったり等、意思統一できず、集団コントロールの難しさを知りました。

下位に低迷してしまった選手は、集団内の位置取りが今後の課題!?

ただそんな中、スプリンターの江川選手は集団の頭を取り、4位。

ヒルクライマー脚質から脱却、オールラウンダーへと飽くなき追求中の中元寺選手がほぼ横並びの5位と、うれしい誤算!?

その背後でゴールの高田選手は9位、集団内でも積極的な動きでシーズンインに向け調子は上向き。

スプリント争いが期待された長屋選手は落車に見舞われ、

ヒルクライマー脚質の後藤選手、黒沢選手もやや厳しい結果となりました。

悔しいレースを経験することで、選手はまた強くなります。

今シーズンのもっと大事な局面でこうした苦い経験が生きてくるのではないかと思います。