レポート

2014年 ツール・ド熊野 2日目

2014年6月3日

寄稿者 森 幸一
日時  2014年5月30日(土)
参加者 今倉、今泉、森

2日目 熊野ステージ
距離  45.8km
コース概略
①アップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を上げていく
②28km地点から千枚田を登っていく。
(距離3km弱で9分間くらいで登り切ります。)
③ ①を折り返す。幅員が広く超高速
④ ゴールは距離400m 高さ40mくらいの登り坂

2日目も暑く、日向にいると肌が焦げ付く様です。気温は30℃です。

前日の落車で両手首を捻挫していて、タイヤに空気を入れるだけで、
痛くて、試走のときダンシングすると鈍い痛みを感じます。

先導車にスタート地点に誘導されます。昨年とは少しスタート位置が
異なっていました。

スタート後は恒例のアタック合戦が少し有りましたが、最初の
長い登りは比較的ゆっくりペースになりました。
右端から今泉が一気に先頭にでていっているので、ダンシングで
追走します。アドレナリンの影響で手首の痛みはありません。
レースって身体に悪いなと思いながら先頭まででていきます。
トンネルや幅員が狭くなるような危険個所は前にでて、
高速の下りは集団の中で走っていました。
25km地点から幅員が狭く、ゆったりと登っていきます。
かなりきつく感じますが、頑張って先頭付近で杉林の急坂を
抜けると景色が開け、千枚田の登りを堪能します。
心拍数は195を超えて、呼吸は乱れます。先頭までは30mくらい
前日優勝した川田選手を中心としたメイン集団まで10mの距離を
保って登っていきます。展望所の東屋を超え勾配が緩くなった
ところで今倉から抜かれます。メイン集団のペースは少し落ちている
ようです。息も絶え絶えでなんとかKOMポイントをメイン集団の
最後尾で通過して、短い平坦区間で踏んで少し位置を上げます。
下りに入っていくつかコーナーを抜けるとガードレールに
張り付いている選手を見かけました。
下りが遅い選手の後に付いているのですが、怖くて抜けません。
幾人かの選手に抜かれてしまします。
下りの間にメイン集団と30m以上空間があいていましたが、
へったっぴ同士5人でまわして、トンネルのなかで追い付きました。

この時点で、メイン集団は20名程度で、3名が逃げていると
今倉に教えてもらいました。今泉は千枚田で遅れたようです。
どうせ追い付くと思い集団の後方で待機していました。
集団は追い風に乗って、どんどん下っていきます。
どこかで71km/hでていました。アッという間に残り2km地点です。
周り確認すると集団の人数が増えている気がします。
先頭3名には追い付きませんでした。
すぐにペースも上がってきます。逆バンクを曲がって下りに入ります。
前から3列目くらいで、横位置は真ん中くらいです。
右手に昨年E2で優勝した高谷選手がいます。
下りも全力で漕いで、かなりきつく感じます。
下りきって速度が最高に達するとその勢いのまま、
最後の急坂に突入します。
前の選手に引っ張られる形で残り150mまで来ますが、
だんだん垂れてきて、直後にいた今倉から抜かれます。
残り100mでオールアウト状態になり、いつの間にか
追い付いてきていた今泉にも抜かれます。
高谷選手もきつそうです。
残り50mが本当に遠くてほとんど集団の最後尾まで落ちて
ゴールしました。
順位は31位でした。
私がゴールラインを跨ぐときアナウンスで今倉の5位入賞
が告げられていました。

今泉は千枚田からの下りを牽きまくったらしくて、
他のチームの選手から感謝されていました。
レースが終わると手首は痛み出しました。

2日目も今倉はきっちり入賞しましたので、ビールでお祝いです。

奥さま
平凡な成績ですが、無事に完走できました。
下りやコーナリングが怖くなってしまいました。