レポート

10/3,4 いわきクリテリウム レポート(佐藤)

2015年10月10日

福島県いわき市、21世紀の森公園内で行われたレース。

個人的には昨年のJプロツアーを20位、
そんなに苦手なコースでもないが、
プロで走る難易度の高い部分はカットされたコース。

予選は25名出走、上位10名勝ち残り。
予選は無難にトップ通過。
しかし、チームメイトは全滅。
ライバルのシルベストは4名。

決勝は、
1周900m×42周7周回毎にスプリントポイント(1着5P、2着3P、3着1P)が設けられ、
6回のスプリントポイントの合計で勝負が争われるクリテリウムレース。

自分の中では①周回目、③か④のどちらか、
ラストの⑥周回目のゴールに照準を合わせる。


LINK東北、藤岡に次ぐ3着。
次のスプリントポイントまで休みたいという気持ちと、
逃げはできないという思い込みで、
カウンターで6名の逃げを許してしまう。
LINK東北はしっかりカウンターで逃げにメンバーを送り込み、しっかりしたチーム力が伺えた。


逃げの6名がそのまま。
差は15秒から20秒まで開く。
この2回目のスプリントポイントが終わっても、
集団は活性化せず。
自分の中では入賞ではダメで、優勝を狙わなければならず、
その焦りから前へ出て、集団を活性化させようとする。


しかし逃げの6名がそのままポイントをGET。
シルベストは逃げに人を送り込んでいないが、慌てず。
対する自分はレース半ばにしてすっかり消耗。
「あかん、もうだめや」と思い始めたそのあたりから集団がジワリジワリと逃げに接近。
自分の無力さを感じた。


結局集団が逃げを吸収。
自分は痛くも4着。
一番とってはいけない順位。


湾岸、フリーダム佐野、ボンシャンスと積極的に動いているメンバーと抜け出しを図るもうまくはいかない。
冷静に考えればスプリントに絞った方がまだ多少ポイントを積み上げられたか…
スプリントは自分の視界の遥か前方にて。


残り3周の登りでアタック。
もはや冷静さは全く無し。
ラスト1周に入るところで吸収され、力無くゴール。
情けなし。

1回目に3着で獲った1Pのみ、9位。

シルベストは②③をノーチャンスとした為、
そこで逃げていたSEKIYA佐々木選手が優勝。
藤岡のスプリント力なら勝負していたら優勝も狙えたはずなのに、それを捨てたことになる。
ただ、佐々木選手は予選を通して見ても強かったから今回の優勝にふさわしい選手だと思う。
シルベストは、チームとしてはしっかりVC Fukuokaを表彰台から下ろし、2位獲得。
ポイント差を広げ、作戦通りか。
正直、ここまでしっかり計算して、
考えて戦うことができていない時点で完敗です。
力不足もそうですし、
冷静に戦えなかったところも反省点です。
こちらにもう少しメンバーがいたらこの展開を阻止できていたのか、
また逆にVC Fukuokaが数的優位だったらちゃんと同じように圧勝できたのか…
そんなことばかりが頭に残り、
悔しくてたまらないレースでした。

まあまだ終わった訳ではないので、
一戦一戦大切に、かつ思い切って戦います。

引き続き宜しくお願いします。
 
予選は久々に序盤からの逃げを決める

 
3名で逃げ続け、最後は集団をラップした

  
予選終了、福島県産の野菜や果物を頂いた
  

 
決勝は苦しいレース
  

 
顔を見ても分かる通り…

 
沢山の写真ありがとうございます

<Photo:Kensaku Sakai>