レポート

堺クリテリウム 中田レポート

2016年6月4日

堺クリテリウム
2.7キロ8周 21.6キロ

コースプロフィールはスタートして400㍍直線、右コーナーへ、800㍍ほど直線で右コーナーへ、400㍍ほど直線で若干の直線へ、斜め左に100㍍でそこからゆるいS字カーブ。抜けると左カーブ、100㍍ほど直線で右コーナー、抜けるとラスト400㍍のホームストレート。

sakai_7

1周目
レース前に佐藤さんから言われた、堺のコースを攻略せよ!を実施する。具体的には後方からのスタートなので堺のコースでどのくらいの時間でポジションを上げれるかの確認。

まだ後方

2周目
少しポジションをあげる。
アタック合戦がかかっており、ハイペース。ポジションを上げることに専念する。

中段やや後ろ

3周目
中段にあがれる。ハイペースで進む展開にこれは逃げが決まらないかも……となる。
毎コーナーで後ろでガチャガチャ音がしていて落車が多発していたので、これは前目にいたほうがええやんけ!!となる。

中段

4周目
なんとか先頭グループに合流し前目15番手以内をキープする。しかし、キツい。自分が弱くなったのか、ペース自体が速すぎたのか、アップ不足なのか、ローテをこなして後ろにさがっていると松木さんに前入れやとお尻を押される。いつものノリでアーーッ!!♂アッハッハッ!!と爆笑するもここは福岡じゃなかったのに気付く……チラッと松木さんを見てみると無表情である。

前目

5周目
まだ懲りずアタックがかかる。逃げが2名ほどできる。この逃げは捕まると思い他の人に追ってもらう。ここらへんから
脚が回りだす。そして脚を溜め始める。

6周目
案の定逃げが捕まる。ホームストレートをネクストうどんの設楽さんと先頭で入る。レース前にうどんがラスト2周で逃げると話していてナカータも乘っちまえよと言われる。逆に利用してやるぜ、と考えていた。設楽さんと話す。二人して思惑は同じでこのハイペースな展開では逃げは決まらない、スプリント勝負になるだろうと。

7周目
ペースがガタッと落ちる。その隙に2人アタックし、逃げが出来る。これも捕まるだろうと先頭付近で回す。しかし、前の周の逃げを捕まえるのに脚を使ったのか前方集団の人達の脚色が悪い。なお松木さんや内山選手などの有力選手は中段で脚を貯めているのを確認。逃げとの差が広がり始める。そこでふと思う。昨日のレースもいいようにやられて、何もチャレンジ出来ずに終わってしまった。最近自分の走りは目先の結果を求めるあまり、消極的になりすぎてはいないだろうか、自分の将来のために、チャレンジを経験してみるのではないかと。前方の選手達を見て今なら単独ジャンプできるなと思い、逃げている2人のどちらかが力を残していればもしかするかもしれない、逃げとの差は5秒から6秒、ジャンプして追い付く。バックストレートで6対2対2で牽くも二人とも脚が残っていないと判明!しまった!と思いホームストレートへ、集団が真後ろに迫ってきていた。

先頭

8周目

集団に捕まる。ここで下がってはレースが終わるので前目15番手以内をキープして自分の脚の回復力に賭ける。松木さんの後ろを取る、しかし何故かシルベスト同士でぶつかってる……
ラスト周回なだけあってピリピリしながら牽制がはいる。
バックストレートでピンクのジャージが右側からアタック、スピードがあがる。S字へ入った所でピンク捕まえる。ラインを右側に変える。この時6番手くらい。
S字抜けた辺りで中央のラインへ移動してしまう。同時に右側から侵略!イカ娘の和田山選手がアタック。後ろに設楽選手、内山選手が続き、イカ娘トレインが炸裂する。右側がこじ開けられそのまま最終コーナーを曲がる。勢いよくイカ娘トレインが突っ込んだ煽りを受けたのかナカータの前の2人くらいいた選手がスピードを落としてコーナーを曲がる。立ち上がりが遅れる。もがくも内山選手と同じスピードで登る。あとはこの脚を持たせてゴールまで回しきるだけ!となるが前の周のダメージもあるのか、300㍍しかもがけず残り100でシルベストの藤岡さんと松木さんに抜かれ7位でした。

よかったのは結果は悪かったがチャレンジできたこと、悪かったのはありすぎてわからないが、ブリッジするんだったら最初から逃げに乗っておけばまた結果が変わってきたかもしれない、レースは生き物、タラレバ、難しい。この2日間、思ったような結果が出ず、走りも良かったとは言えないがこの失敗ご今後の糧になればいいと思う。
内容がどうあれ、負けるのは、気分が悪い。もっと強くなりたいと思った2日間でした。

レース後の負の感情は新城さんに吸いとってもらったんで来年の堺でリベンジしてきます!

頑張ります!!

sakai_1